Prusa i3 MK3S+でのY Crash detectedとその原因追及

3Dプリンターを使い始めて最初に遭遇したのがBED PREHEAT ERRORでした。このエラーを解決し、「やっとプリント再開できる!」と喜んだのもつかの間、次なる問題が発生しました。
Y Crash detectedというエラーです。
このエラーは、Y軸が何かに衝突していると検知された場合に表示されますが、実際にはどこにも当たっておらず、Y軸もスムーズに動いています。さらに、潤滑用の油も差しており、原因がまったくわからない状況でした。
エラー解決のために試したこと
まずは基本に立ち返り、以下の手順で確認を進めました。
1. Y軸の物理的な障害の確認
- プリンターの電源をオフにし、手動でY軸(ヒートベッド)がスムーズに動くか確認。
- ケーブルやフィラメントが引っかかっていないかをチェック。
- ガイドロッドやベアリングを清掃・潤滑。
2. ベルトのテンション確認
- Y軸のベルトが緩んでいないか、または過剰に張られていないかを確認し、必要に応じて調整。
3. エンドストップセンサーの確認
- Y軸のエンドストップ(衝突検知用センサー)の位置や接続状態を確認。
- ケーブルの緩みや破損も調べました。
4. ファームウェアの再インストール
- BED PREHEAT ERRORの解決時にファームウェアをアップデートした影響があると考え、再インストール。
- 再インストール後、センサーキャリブレーションをやり直しました。
公式サポート情報と自身の対策
Prusa公式サイトの解説(公式サイトへのリンクはこちら)によると、Y Crash detectedの原因と対処法は以下の通りでした。
- 物理的な障害
- エンドストップセンサーの誤動作
- ファームウェア設定の問題
- ベルトテンション異常
- プラットフォームの固定不足
公式いわく「簡単に解決できる」と書いてありますが、実際には簡単ではないことも…。チェック項目をすべて確認しても問題が見つからず、行き詰まりました。
今回のまとめと今後の課題
今回のエラーについて考察すると、原因はどうやらソフトウェア的な問題にある可能性が高いと感じています。ただし、ファームウェアの再インストール後もエラーが完全には解消されておらず、まだまだ予断を許さない状況です。
今後の方針としては:
- エラーが発生する条件を詳しく記録する。
- 公式サポートやコミュニティで引き続き情報収集。
- 必要であればプリンター全体の点検や修理も検討。
読者の皆さんへ
同じエラーに直面している方、ぜひコメントでアドバイスや経験をシェアしてください!私も引き続き情報を集めながら解決策を探っていきます。