ドゥケルバン腱鞘炎と奮闘中
旧コバLogデーターが破損してしまい、3000view以上あったので、現在までの状況を加え3年前の記事を再編集しています。
生まれて初めて腱鞘炎になりました。
ここ最近、寝ているときも痛みを感じることが多く朝起きると手首が動かない状態でした。
出勤までの準備で少しづつ動くようになり仕事が始まることには、だましだまし動くようになっていました。
そんなあるとき、シャンプーの時に耳後ろへ親指が伸ばせなくなり、次第にカットやワインディング(パーマを巻く技術)やブローなども手首が返せず大変仕事がしにくくなってしまいました。
もとをたどれば・・・
やはり、火の無いところには煙が立たないので原因はありました。
全ては自分が楽しているツケの様にも感じられますが、美容師の場合は
- 肘をあげる
- 腰から出なく膝を落として高さを調整する
- あと一歩、後半歩を怠らず仕事をしている面に対し直角に向かう
などなど、基本的な部分をしっかり意識していれば、無駄に腱鞘炎にならずすみそうな気さえします。
これから、できる限り早く治せるように頑張りたいと思い、やった結果良かったことや気づいたことなどをここにまとめていきたいと思います
医師の診断
まずは病院かなーって思い、整形外科に行きました。
診察室に入って触診・問診・レントゲンなどによる診察のなかで、『どこが痛い?』と聞かれ、僕は手首のあたりを差しました。
握手をしながらひねったり、手首や親指の付け根をしきりに確認してひと言、『職業(美容師)病だね』っと言われてしましました。
一口に腱鞘炎と言っても色々あるようで、手首部分の腱鞘炎の事をドゥケルバン腱鞘炎とか、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)と言いますが僕は後者の狭窄性腱鞘炎と診断されました。
整形外科での治療(対応)
最終的な治療としては、手術やブロック注射があるそうですが、ひとまず初めのうちは診察後、ロキソニンが入った湿布とテーピング、当て木、包帯などをくれて腱鞘炎用の巻き方などを教えてくれました。
仕事をしていないときはとにかく添え木と包帯は必需品と言われました。
治療として理学室(リハビリ)で手首にレーザーを当てました。
これにより手首の腫れが取れるはず・・・らしいです。
また、包帯や添え木では毎回同じように巻くことが困難なため、保険対応のコルセット?を作るように勧められ、石膏で型を取り、数日後完成しました。
保険で作れるコルセットについて
包帯よりはいいんだろうなーと言う印象。
手を入れてゴムバンドで締める感じですが、何度修正(技師の方に調整をしてもらう)をしても一番腫れていて痛い部分に金具があり微妙。
「仕事の時以外や可能な限りつけた方が良い」と医師は言うが、要はなるべく動かさなくしたいみたい。
でも、普段から締めていることで手首の腱鞘炎部分が痛く結局、いろんな部分に不信感が募るばかり…
腱鞘炎のその後
あれから3年も経ったのかと、月日の早さに驚くばかりです。
この3年間、自分が腱鞘炎になってみて改めて周りをみてみると【腱鞘炎=手術orブロック注射】と言う方が非常に多いことに驚きでした。
手術についてはGoogle画像検索で・・・結構きわどいのもあるのでご注意を!
- 低リスク
- 日帰り
- 2週間ほどで水も触れる
と痛みを我慢するならやった方が良いと思うほど。
ブロック注射も
- 頃合いを見てタイミング良く注射
- 注射した2日ほどは感染症に気をつける
- ただし、3回しか打てないので、確実な有効打にしていきたいところ
ただ、どちらにしても何もしないよりはリスクがありますよね?
知り合いのおばちゃんとの出会い
腱鞘炎で整形外科を訪れてから2ヶ月ほど週3回レーザーを当て、毎日湿布をしている手首がかぶれ始めていた頃のことです。
いつもの整形外科待合で椅子に座り順番を待っている僕に「あ〜ら、なにしにきたの?」と小さい頃から知っているおばちゃんが声をかけてくれました。
そこで僕はこれまでの経緯と、2ヶ月通っているが改善が無くむしろ悪化している様な状況を話しました。
おばちゃんは全ての話を聞き開口一番に「こんな所じゃ駄目よ!だまされたと思って○○整骨院へ行ってみなさい」と言いました。
こんな所って・・・ここはそこの待ち受けで目の前には受付の方々が座っているのに?
冷や汗もので、その日の治療を終え後日、教えてもらった接骨院に行きました。
なるほど!接骨院もありかも
接骨院は予約など取れない順番制で、いった順に声をかけて順番を取ってもらいます。
後日聞いたのですが、地域でも評判の接骨院で部活やリトルリーグなどで運動をしている選手の子たちも定期的に通う接骨院でしたので、夕方に行くと2時間くらい待つのは当たり前で?
でも背に腹は代えられないため、普段の仕事を持っていって待ち時間にやることにしました。
初診は触診と可動域の確認など
レントゲンこそ撮らないものの、整形外科とほぼ同じような診察を行いましたが、特に私生活や仕事のことについて深く聞かれました。
その後、背中や腰、ももの裏やふくらはぎを触り治療の方向性が決まったようです。
先生曰く「僕は美容師で立ち仕事の為、普段生活の3分の1近く立っている事が多いので、足腰への負担が計り知れない。そこで疲れがたまり、非常にふくらはぎが張っています。ふくらはぎから太もも腰を通り背中→肩甲骨→肩→肘→腕→手首と筋膜が繋がっています。腱鞘炎は手首や指の付け根に多いため一見そこを治療すれば治りそうだが、そうでは無く、疲れがたまっているふくらはぎや背中を重点的にほぐす必要があると思う。今回はバブル風呂を使った温浴治療と、マッサージでほぐしていきます」と。
ここの接骨院は、押したり引いたりせず、右のような電気の機械をフル装備で使用してくれます。
フル装備ってなに?
確かにそう思いますよね。
通常、整形外科や町の接骨院で電気治療って言うと画像のようなパコパコつけるやつを2〜4個患部に貼って治療をするのが一般的だと思うんです。
しかしそこは信じられないくらいに必要な分だけつけてくれる印象で、両肩から腰、太もも〜ふくらはぎまで16個くらいつけて体中をむぎゅむぎゅとしてくれます。それに加え、僕は腱鞘炎なので手首にも薄いのを2つずつつけてくれて十数分、ほぐしの時間後全てのパコパコを外し、手のひらで背中側全体(腕からふくらはぎまで)を丁寧にほぐし、最後はマッサージ器で同じように全体をぶーーーーっとなじませてくれて終わります。この至福の時間がたまらない・・・
整骨院には週2回通いました
仕事を調整し週2〜3回は整骨院に通いました。
効果はすぐに感じられ3週間を待たずにほぼ治ってました。
ただ、間を開けると普段の生活は変わっていないので再発すると思いその後も週に1〜2回と回数は減らすも通い続けました。
僕の腱鞘炎はこの時点で治りました。
完治では無いです。
普段の生活(使い方)が駄目な使い方では再発します。
1〜2週間に1〜2回は通いたいと思っています。
でも、整骨院なら何でも良いわけでは無い
整骨院、整体、カイロ、針灸と整形外科以外の治療所は数ありますが、僕は過ちを犯しました。
整骨院で腱鞘炎が治ったので、ほかの整骨院でも同じ治療をしてくれると・・・
少し行かない期間があり手首に再発が感じられたので職場の近くにある某接骨院に行きました。
これまでの経緯を話し、治療にはいったら,,,
ぜんぜんちがうーーーーー!
これまでは電気を当てて、マッサージしてほぐして・・・と思ったら
いきなり手首や指周りから肩に向けてをゴリゴリ押してもみ始めました。
「痛い」「ちょっと待って」といっても「皆さんそう言うんですよ〜」と半笑いの施術者。
散々もみクチャにされ押され、ぼろぼろになったところで電気登場!
やったーここでも電気かけられるーっと思ったら腕と上腕に一つずつつけただけ・・・チーン( ̄0 ̄)オワッタ
その後、施術が終わり帰った僕は、数日間公開することを確信していました。
その日の夜から熱を持ちひどい痛みと腫れに困り、元の接骨院に毎日通い、痛みを取ってもらいました。
まとめ
お客様や知り合いでも腱鞘炎の方は非常に多いです。
主婦の方も、毎日の家事の動きが原因で腱鞘炎になることが多いようですよ。
そんなときは、手術やブロック注射の前に、そこの接骨院を進めています。
ほぐしていくことで、結果腱鞘炎が治りましたし、押したりぐいぐいする施術では無く、ほぐすことをメインに行うためデメリットやリスクもありませんので、安心して進めています。
しかし、どうしても根本的に直す必要がある場合
- 慢性的な肩こり
- 顎関節症
- 腰痛
- ギックリ
などは、信頼の置けるカイロを勧めています。カイロの先生は国際免許を持っており国体等で同伴するほどの名医ですが、おごらずに丁寧な治療をしてくれます。施術後動かしてみて違和感が残っていることを伝えると、すぐに追加でやり直してくれるなど仕事に向かう丁寧な姿勢は共感と信頼が持てます。
僕の中での結論
外傷がある場合や骨が折れたなど、レントゲンでも見てわかる物は整形外科に行くことにしています。
しかしレントゲンに写らず本人しかわからないような痛みがある場合は接骨院を勧め、僕も行くようにしています。
それらの痛みがほぐすだけでは治らずに苦しむならカイロに行って根本的な治療をすることを勧めています。
ただ最後に
終盤でも触れましたが接骨院なら大丈夫!という話では無いことを、重々承知の上行動して下さい。
ほかの接骨院でも良いと思って行ったら、失敗して悪化したのでほぐすことがメインであまり押さないところの方が良いかと思っています。
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